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精子提供ボランティア・精子提供・体外受精・人工授精・不妊治療等に関するニュース【2021.9/28】

2021.09.28
精子提供ボランティア・精子提供・体外受精・人工授精・不妊治療等に関するニュース【2021.9/28】

こんにちわ。管理者のミライです。
精子提供ボランティア・精子提供、体外受精、人工授精・不妊治療に関するニュースをご紹介いたします。

精子の質について15年間にわたり、約18万件の提供された精子サンプルの研究結果を紹介したニュース記事です。

結論からいくと、精子の質は下がり続けている。その理由は不明ではあるが環境に流出した化学物質が一因になっているということです。恐ろしいのが1973年~2011年までの調べで精子が50%減少しているそうです。

化学物質(殺虫剤、洗剤、農薬、プラスチック等々)が様々な形で体内に蓄積され精子に影響しているという内容でありますが、精子に限ったことではなく女性であれば子宮に蓄積されるという内容を度々目にします。

テクノロジーや科学が発展していき、便利になっていく中で化学物質を除いて生活するというのはもはや不可能に近くなっています。山奥などで完全に自給自足生活ならば別ですがね。。

なので、出来る限り化学物質の入っていないものを選ぶように心がけるだけで明日の結果は変わらないかもしれませんが10年、15年後に大きな差があると思いますのでみなさんも心掛けていきましょう(^^)/

さてさて、これから精子提供の一環で沖縄に行ってきます!那覇名護で面談と相談が複数件あるので今回は沖縄を観光するのは難しいそうです。。沖縄に来ると台風か強行日程なのでそろそろ沖縄の海に癒されたい(‘ω’)

未来の扉は妊娠出産を望む女性の選択肢を増やすために設立されたボランティア団体です。全国、北海道から沖縄まで、東京、大阪、札幌、仙台、新潟、名古屋、福岡、関東関西どこへでも精子提供を希望される方の所在地へ伺います。

引用:Newsweek

アメリカ人男性の精子の質が低下している

<西側男性の精子の数が減っているのに加え、アメリカ人の精子の質も落ちていることがわかった>

米国人男性の精子の質は過去15年間にわたって下がり続けていると指摘する研究結果が報告された。理由は不明だが、環境に流出した化学物質が一因になっている可能性もあるという。

精子の質の低下という話題自体は、特に新しいものではない。2017年には、西側の男性の精子の数が、1973年〜2011年までに50%以上減少したとする大規模調査の結果が判明し、世界各国のメディアに大きく取り上げられた。この研究は、精子減少の原因について早急な調査を呼びかけたが、一方ではその内容をめぐってさまざまな批判にも直面した。

そして今、より最近の長期調査により、再び精子にスポットライトが当たっている。

今回の研究では、9つの異なる地域に住む精子提供者から、2005年1月〜2021年4月にかけて採取された精液のサンプルを調査した。

16年間を通じて減少傾向

全体では、17万6706件の精液サンプルが、3532人の男性から提供された。提供者の年齢は19〜38歳。居住地は、カリフォルニア州、インディアナ州、マサチューセッツ州、ニューヨーク、テキサス州、ワシントン州などの他、デンマークに拠点を置く精子バンク「国際ノルディック・クライオバンク・デンマーク」からも精子が提供された。

その結果、この4つの指標のうち3つに関して、米国人の精子の質が大幅に低下していることが判明した。平均濃度、運動性、運動精子の総数の平均値は、いずれも16年にわたる調査期間を通じて低下傾向にあった。インディアナポリスだけは、濃度と運動精子数は減少したが、運動性は上昇した。一方、射精量には有意な減少は認められなかった。

この研究結果は、論文執筆者の1人で、ニューヨーク市にあるマウントサイナイ医科大学に所属する不妊治療の専門家チェルシー・キャノンによって、10月17日〜20日に開催されたアメリカ生殖医学会(ASRM)で発表された。

研究チームによると、精子の質の低下を招いた要因が何かは定かでないという。ただし、以前の研究では、環境および生活習慣の要素が、精子の質低下に関わっているという説も提唱されている。

学術誌ヒューマン・リプロダクションに2001年8月に掲載された研究論文は、アルゼンチンのリトラル地方南部に住む、交際相手を持つ225人の男性を対象に調査を行った。論文によると、この地域は当時、世界でも最も生産量の多い農業地域のひとつだったという。調査対象となった男性たちは、1995年〜1998年の間に、不妊相談に出席した人たちだった。

こちらの研究チームは対象の男性に、過去10年間に化学物質に接する状況があったかどうかを尋ねた。これらの男性から採取した精子サンプルに基づき、研究チームは、特に殺虫剤や溶剤に接する環境に身を置いていたことが、精子の性質の「大幅な変化」と関連していることを発見した。

「これらの物質の利用は、1940年代以降、工業および農業活動によって大幅に増加している(中略)。そしてアルゼンチンは、殺虫剤の一大消費国だ」と論文は指摘した。とはいえ論文は、この研究結果が、選択バイアスによってゆがめられている可能性も排除できない点も認めている。

スワンは、2021年4月にオンラインメディアのサロンに掲載されたインタビューで、特にフタル酸エステルについて、精子に害を与えるおそれがあると警告した。これらの化学物質は、プラスチックの耐久性を増す目的で使われる。スワンによれば、食物に混入する殺虫剤や洗剤、あるいはシャワーカーテンなどの柔らかいプラスチック材料が使われた日用品を通じて、人間はこれらの化学物質にさらされているという。

スワンはさらに、「これらの化学物質はステロイドホルモンに直接働きかける」と指摘したが、この点についてはそこまで断定はできないとする他の研究結果もある。米疾病対策センター(CDC)は、「フタル酸エステルにさらされたことによる人間の健康への影響を評価するには、さらなる研究が必要」との見解を示している。

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