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精子提供ボランティア・精子提供・体外受精・人工授精・不妊治療等に関するニュース【2021.2/1】

2022.02.01
精子提供ボランティア・精子提供・体外受精・人工授精・不妊治療等に関するニュース【2021.2/1】

こんにちわ。管理者のミライです。
精子提供ボランティア・精子提供、体外受精、人工授精・不妊治療に関するニュースをご紹介いたします。

未来の扉は妊娠出産を望む女性の選択肢を増やすために設立されたボランティア団体です。全国、北海道から沖縄まで、東京、大阪、札幌、仙台、新潟、名古屋、福岡、関東関西どこへでも精子提供を希望される方の所在地へ伺います。

引用:PRESIDENT Online

「だれが見ても怪しいのに…」無法地帯のツイッターで精子提供者を探す女性が絶えないワケ

Twitterで「精子を提供する」という男性と「子供を作りたい」という女性が出会い、トラブルになっている。成蹊大学客員教授の高橋暁子さんは「探す側、提供する側、双方が高い匿名性を求めてTwitterを利用している。だが、あまりにリスクの高い行為だ」という――。

Twitterで「#精子ドナー」「#精子提供」「#精子バンク」を検索すると、「東大卒」「中肉中背」「身長は175センチ」「一流企業勤務」「スポーツ歴はサッカー」「持病、性病なし」などの言葉が並ぶ。中には「昨年は5件妊娠報告をいただきました」などと、実績をうたっている投稿もある。提供する男性側とみられるアカウントが目立つが、「情報を求める」とする女性側のアカウントも入り交じっている状態だ。

針のない注射器「シリンジ」を使い、精子を体内に入れることを「シリンジ法」という。「タイミング法」とは、排卵のタイミングに合わせて性行為をすることだ。提供するという男性アカウントには、「シリンジ法、タイミング法どちらもOK」など、性行為をちらつかせているものも少なくない。

「(Twitterは)いかにも怪しい投稿が多いから、使いたいとは思わない。でも、もしずっと妊娠しないままだったら、最後の手段として試したい気持ちになったかもしれない」。最近、長い不妊治療を経て、無事出産をしたある40代女性はいう。「何度もダメだと心が削られる。どんな手段でも試したい気持ちはわかる」

独身日本人を名乗った男性は既婚中国人

一方、SNSを介して精子提供を受けて、トラブルになっているケースもある。SNSで知り合った男性から精子提供を受け、子供を出産した30代女性が昨年末、約3億3000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したというニュースが話題となった。

女性は、男性が京大卒の日本人で、独身で交際相手もいないと信じた上で、性交による精子提供を受け、妊娠出産していた。ところが、男性は中国籍で別の国立大を卒業しており、既婚者だったことが判明。精神的苦痛を受けたなどとして提訴に踏み切ったというのだ。生まれた子供は児童福祉施設に預けられているという。

これは裁判にまで発展した異例のケースかもしれないが、SNSで連絡を取り合って交渉し、精子提供を受ける行為が実際に行われているのが今の日本の実態だ。

SNSを使えば「低コスト」で「匿名性が高い」

では、なぜ精子提供者を探すのにSNSを使うのだろうか。

子供ができない夫婦が子供をもうけたい場合、第三者からの精子提供を受けて人工授精するAIDと呼ばれる治療がある(※)。しかし費用が10万円ほどかかるだけでなく、対象が法律婚の夫婦に限られ、同性カップルや選択的シングルマザーなどはそもそも対象にならないという課題がある。

そのほかには、海外の精子バンクや親族などからの提供も考えられる。しかし海外の精子バンクは渡航費や病院費用などのコストが高額になる上、提供者が日本人ではない。また、親族からの提供もスムーズに行くとは限らない。

さらに、2018年にAID治療の大半を担ってきた慶應義塾大学病院が、精子提供者不足を理由に新規患者受け入れを中止したことも影響している。その他、国内各地にあるAIDを行う12カ所ある日本産科婦人科学会登録施設のうち、少なくとも6施設は新規受け入れを停止中だ。

提供者が不足する背景には、子供の出自を知る権利、つまり親を知る権利の広まりがある。情報開示請求によって子供から親が特定されるなど、ドナーの匿名性が保たれなくなる可能性が出てきているのだ。

一方、SNSならば無償をうたっていることが多く、かかっても交通費や検査費用など実費程度。受け取った精子はシリンジで注入するため、費用もほとんどかからない。匿名性も高く、最後の手段としてSNSに頼る人が増えているのだ。

性感染症や遺伝病、性被害のリスクも

しかし、匿名性の裏返しで個人情報や本心を偽ることが容易なため、SNSで精子提供を募るリスクは当然大きい。

まず、医学的なリスクだ。たとえば病院では性感染症などの検査をするが、SNSでは自己申告制のため、性感染症やHIV、肝炎などに感染するリスクが考えられる。ドナーがある種の遺伝病を持っていた場合、子供に遺伝する可能性もある。

また病院では近親婚を防ぐため、1人の提供によって生まれる子供は10人までという指針があるが、SNSでは制限がないため、近親婚につながるリスクも高くなる。

依頼する女性側には別のリスクもある。「提供者に性行為を強要された」「盗撮されそうになった」といった性被害だ。タイミング法を試した後に、提供者側から「精子提供のために性行為をしたことを周囲にばらす」と脅された例もあるという。

提供者側が自分の子供だと主張して生まれた子供の養育に介入してきたり、逆に提供者が子供から認知を求められ、扶養義務などを負う可能性も否定できない。

未来の扉からのお知らせ

精子提供ボランティア未来の扉では精子提供の相談や、面談等を行っておりますがマスク着用、アルコール除菌などの徹底を行っております。精子提供について相談したい、話を聞きたい方、お1人で悩まずにお気軽にお問い合わせください。 未来の扉では赤ちゃんを望む独身女性、男性不妊のご夫婦、GIDやLGBTの方など様々な方の相談を多く受けております。赤ちゃんがほしい気持ちを諦めずに、明るい未来を作る一歩を一緒に踏み出しましょう。